インドのウサギとカメが教えてくれた、大切なのは勝ち負けではないということ

「昔話にはウラがある」(新潮社)という本に、
「ウサギとカメ」について、面白いお話が載っていました。

usagi
 
国によって、ウサギとカメの話とその解釈が、全然違うっていう話。
 

たとえば、フランスでは、ウサギはカメを、ゴール近くで格好良く追い抜こうと考えていたのに、スタートが遅すぎて結局追いつけなかったっていう話になっているそうです。
 
そこで教訓は、「もう少し早くスタートしてればよかった。」だって。
 

イランのウサギとカメでは、カメが自分そっくりの弟をゴールに立たせておいたんだそうです。
だからウサギがどんだけ速く走っても勝てない、という話。
 
教訓は、「競争なんかしないで、仲良くしなさい」ってことらしい。
 

ステキなのは、インド。
 
話自体は、日本と同じなんだけれど、インドの人は、
「カメはとっても悪いやつだ」って考えるんだそう。
 
「『もしもしウサギさん、目を醒ましたらどうですか』と、
なぜ一声かけてやらなかったか?」
 
ってなるそうです。
 
「もしかしたらウサギは病気で倒れていたのかもしれないのに、
いくら競争しているとはいえ、友だちだったら一言声をかけるべきだろう!」
 
「日本人は、自分が勝つことばかり考えてる、カメのような奴が好きだというの?」
だって。
 

うーん、ホントそうだ(^^ゞ
 
本当に大切なのは、勝ち負けじゃないですよね。
 
反省…(^^)
 

同じ話なのに、国によって、人によって、
こんなにも違ってくるなんて、
 
地球は本当に面白い星だな~♪
 

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