タブーなき世界その作り方を教えてもらった

大好きなお友達(アサノさん)が主催している舞台
 
「タブーなき世界そのつくり方」
 
を、タッピィと観ました!

 
 
 
差別や偏見、迫害に屈しないで、すべての人々が自由に平等に生きられる社会を目指して活動してきた、
ヘレンケラーとアンサリバンの人生を描いた舞台。
 
 
アサノさん(いつも本名で呼んでるので、なんか変な感じやな。)の創る舞台は、
いつも社会の常識やタブーを打ち破って生きてきた女性たちをテーマにしたもので、
今回は、その集大成のような作品でした。
 
 
アサノさんがヘレンケラーをする舞台はたぶん二度目で、前回のやつもとてもよかった。
 
子供のころのヘレンがめっちゃかわいく暴れまわってたのとか、
 
大人になったヘレンがした、素晴らしいスピーチとか、
 
いろいろ覚えてる。
 
 
 
でも今回の舞台は、役者さんみんなの迫力が前回より圧倒的にすごかった。
 
みんなのパワフルな演技とエネルギーに押されて、
終わった後、だいぶ放心したし、
家帰ってすぐ爆睡してしまったよ。
 
 
有名な井戸の水のシーンは、
それまでのサリバン先生とヘレンの葛藤がすごく伝わったあとなので、
 
「あーっ、やっとヘレンが目覚める(ToT)」
 
って、結構ぐっときました。
 
 
アサノさんの舞台は、
前回のニーナシモンの人生を描いた舞台もそうだったけど、
黒人への迫害を描いた場面が、
僕にとってはとても強烈で、
 
 
今回も、虐げられて、すべての望みを絶たれて、死のうとする黒人さんの想いには、
なんかすごく身につまされるものがありました。
 
 
黒人たちを「人間と思わない」とはっきり宣言するヘレンの兄や父がでてきたり、
黒人と一緒のトイレを使わせたといって怒るお母さんがでてきたり。
 
 
お母さんなんて、ヘレンのことを溺愛してて、障がい者にたいする偏見には少し理解があるのに、
黒人に対しては、まったく別の下等生物というような見方をしてて。
 
まして男どもは、黒人はゴミ以下、
障がい者に対してもただの役立たずといった扱い。
 
 
 
生活の中で自然に身についていて疑うこともない差別、
 
それと闘うヘレンたちだけど、
 
僕は正直、観ていて、
 
「この人たちの意識が変わることは、まずないなー。」
 
なんて思っちゃって、
観てるだけなのに、あきらめてました。
 
 
でも、それでも、
 
「今日の失敗を考えず明日の成功を信じる」 と、
 
声をあげてたたかうヘレンたちをみて
 
 
当時よりは確実に、より自由と平等を手にしている現代に生きる僕は、
 
 
ヘレンたちのたたかいが無駄ではなかったってことがわかっているんだから、
 
それなら僕たちも、
 
今の時代の流れや世界の雰囲気にあきらめないで、
 
自分の信念をまげずに生きていったり、
自分が思うことをしっかりと表現していったり、
 
 
少しでもやっていくことが大切だな。
 
なんて思っていました。
 
 
 
そうしたら、そんなとき、
 
偶然同じ舞台を観に来ていた友達に
久しぶりに会いました。
 
そのかたは、
とても重い病気になったことがあって、
 
その時に僕が紹介した本を読んで、
自分の病気に対する治療法を考えなおしてくれたそうで、
 
そのあと、自分の想いが変わったことで、その病気が治ったそうで、
 
「リアル奇跡の人!!」
 
でした。
 
 
彼女は僕にとても感謝してくれていたので、
 
 
やっぱり、
小さなことでも、心にひっかかったことや、伝えたいと思った自分の気持ちを大切にして、
 
心を込めて伝えたら、
 
なにか良いことが起こっていくのだなぁ
 
なんて、
あらためて思い、
 
 
ヘレンたちへの想いと重なって、シンクロして、より強く心に響きました。
 
 
 
あっそうか、
タブーなき世界その作り方って、
こういうことだったのか。
 
 
「タブーなき世界そのつくり方」は、16日まで、新宿のサンモールスタジオでやっています。
 
 
良かったら、ぜひ観に行ってください♪
 
  
詳細は↓ 
 
 
 
 

 

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