10.12016
映画「ヒロイン失格」をみて思った、安達さんのこと
昨日はテレビでやっていた、映画「ヒロイン失格」を観ました。
「ヒロイン失格」は、娘が初めて、親抜きで友達と一緒に見に行った映画です。
(ちなみに娘は今日、友達と「君の名は。」を観に行ってます。)
ヒロイン失格で、ちょっと気になったのは、主人公の恋のライバル “安達さん”のこと。
( 少しネタバレです(^^ゞ )
最初は優等生な感じで、
自分が利太(主人公の男の子)とつき合ってるにもかかわらず、
利太のことが好きなはとり(主人公の女の子)に向かって、
「松崎さん(はとり)、寺坂くん(利太)のこと好きでしょ?
私に気を使わないで今までどおりに…ねっ?
それでもし寺坂くんが松崎さんのとこ行っちゃっても、恨んだりしないから。」
とか、
「無理して(利太をあきらめて他に)好きな人とか作らなくていいんじゃないかな?」
とか言ってたんだけど、
(それで偽善者呼ばわりされてた。)
話が進んで、利太の気持ちが、はとりに向いていることに気づくと、
今度は嫉妬の気持ちがすごく出てきて、
病気のふりをして利太を引き止めたり、
影ではとりの悪口を言ってガス抜きしたりするようになって、
それで最後は、はとりのことが好きなのに半分同情で自分と付き合ってる優柔不断な利太に、
「ホント最低だね、許さない。でも行って。松崎さんのとこ。」
ってちゃんと自分の気持ちを言って別れる、という。
なんか、その、
偽善者と言われるほど、いいこちゃんだった安達さんが、
利太のことを好きになって、
嫉妬とか怒りとか、そういう自分から出てきた気持ちに
ちゃんと向き合って表現していけるようになったところが、
とてもイイなぁ、
と思った映画でした。
安達さんは自分を、「自分がどんどん嫌な女になっていくことに疲れた」とか言ってたけど、
きっと安達さんにとって、すごくいい経験になったんじゃないかなぁ。
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