10.102016
思考が停止して、あるがままの喜びが口からでる ~ジブリッシュ
「ジブリッシュ」って知ってますか?
ジブリッシュは、でたらめな言葉を使って人と話したり即興演劇したりするもの。
日本語など、意味がある言語ではないから、
思考にとらわれずに、自分の感情を素直に、子どものように表現できます。
僕は今回、はじめて体験しましたが、すごく気持ちいい体験でした。
主催のかしこさんからは、「ジブリッシュは、感情をうまく表現できない人に、すごく良いよ。」と聞いていました。
「え~、ただ適当にめちゃくちゃ話すだけで、そんなすごい効果あるのかな~?」
とか思ってたんですが、いざやってみると、
「ホンマや!!!」
って感じでした(^o^)
会場は駅から5分。
なのに、超迷って、結局20分も遅刻 (´Д`;)
遅れていったので、みんなが普通に変な言葉で会話している環境に、すごい違和感 がありました。
うぉーなんか、みんなのテンションについていけないなー、って感じと、
言葉がわからないので、脳がパニックになっている感じが入り混じって、
どうしたらいいんだろう?ってフリーズ状態。
でもいろいろなワークをしていくうちに、恥ずかしさも抜けて、どんどん楽しくなっていきました。
なんだろう?
ただ無茶苦茶な言葉を話すだけなのに、いざやろうと思うと、少し勇気が入りますね。
とくに、「ジブリッシュなぞなぞ」が始まったときは、なかなか入っていけませんでした。
ジブリッシュなぞなぞは、誰かがなぞなぞをみんなに出題して、それを誰かが答え、正解とか不正解とかやるんだけど、
それを全部、むちゃくちゃ語でやる。
だから問題がなんなのかもわからないし、答えがなんなのかもわからない。
ただ気分や感覚で、正解にしたり不正解にしたりするんだけど、
どうせムチャクチャ語だから、適当にやればいいのに、
なんか知らないけど、
上手く出題しなきゃ!とか、
上手いムチャクチャ語を話さなきゃ!
みたいな意識になって、なかなか答えたり問題だしたりできなかったなぁ。
それでもみんな、問題出していくから、僕もなんとなくの順番で問題をだすことができました。
あとは、シェイカーを持って、リズムに乗りながら、ムチャクチャ語で無理やり話すのとかをやっていくうちに、
すっかりジブリッシュにも慣れて、どんどんなんにも考えずに、ただ声を出す、ただ表現するということができるようになっていきました。
それで今度は、ジブリッシュで簡単な演劇クイズ(見た人に何を演じているのか当ててもらう)なんかもしたりして、
みんなとっても上手く表現できてて、ホント面白かった♪
思考のフィルター無しで、ただ子どもみたいに、素直に表現する。
それがなんか不思議で、躁状態になっているような感じ。
自分が表現しているものが、感情なのか思考なのか、なんだかわからないんだけど、
ただ自然に、勝手に “何か” が出てる。
日常の自分と、とっても違う感覚なので、ほんと奇妙で理解できない感覚でした。
最後は電気を消して、ただ、自分の中にまだ出し切れていないジブリッシュを出すワーク。
ただ自然に、なんにも考えずに、出したい音が口からでる。
そこにただ存在する自分が、ただ音を出す。
自分が声を出そうとする感覚ではなくて、
ただ自動に、自然に音が出る生き物になったような、そんな感じでした。
それでその声が、なんか原初の歌のような、
台湾のアミ族とかアメリカの先住民たちが歌う歌のような、
そんな感じがしました。
本当に無邪気に声が出すことができて、
すごく気持ちよかった~♪
普段、無意識に日本語で考えて、日本語で話しているから、
自分がすごく“思考” を使ってるんだなぁって、ほんと実感しましたね。
ジブリッシュをしているときは、思考が日本語という拠り所をなくしてしまって、
上手く出てこれなくなる。
すると思考や概念から発生する、いろんな否定的な感情(批判、比較、恥、恐れなど)も出なくなり、
ただ自然な、あるがままの “こころ” が、表に出てくるようになる。
ただムチャクチャ語で話すだけなのに、ホントすごい!
ここまで書いてて、わかった!!
あ~、そうか~。
この、口から出て来る何かって、“喜び” だ!
思考をすっとばした、あるがままの、自然に在る ”喜び” が、
声に出てたんだなぁ。
なるほどねー♪
これはやっぱり、ぜひ、みんなにも体験してほしいなぁ。
ジブリッシュの会を主催する かしこさんは、
代々木公園で“笑いヨガ”の会も主催されています。
笑いヨガも、すっごく楽しかったですよ♪
次回のジブリッシュは、11月10日(木)19時〜 中野区産業振興センター2階 でやるそうです。
代々木公園での笑いヨガは、11月13日(日)にやるそうです。
詳しくは、かしこさん (facebookへのリンクです)に問い合わせてみてください♪
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