7.292016
人のことばかり心配して “ボロぞうきん”のような生き方をしていませんか?
頼まれごとが断れなくて、自分の仕事も終わっていないのに、他の人の仕事の手伝いをする…。
バイトのシフト、用事がある日だったけど、仕事入っちゃったから諦めるか…。
みんなの仕事がはかどるように、掃除やお茶くみ頑張ってるけど、だれも気付いてくれない…。
本当はやりたくないのに、その気持ちをないがしろにしていると、ないがしろにした分だけ、心に暗いトゲトゲが引っ付きます。
そのトゲトゲは、心のいたるところに引っかかって、心をチクチク傷つけてしまいます。
その結果、疲れてしまって、なにもやる気がなくなってきたり、ウツウツと暗く落ち込んでしまうことも。
そんな人生のことを、僕は「ボロ雑巾人生」と呼んでいます。
なにを隠そう、僕や妻も、知らず知らずのうちに、ボロ雑巾人生を歩んでいました。
気が付くと自分のことより、他の人のことを考えて行動していたり、
人のため、みんなの幸せのためにと思って、借金までして奉仕したり、
買い物に行っても自分の物は何も買わずに、ほかの人のものばかり買ってたり。
親を喜ばせたいばっかりに、無理に好きでもないことを目標にして頑張ったり。
でもそんな風に、他人のためにと思って自分を大事にしない生き方では、自分が摩耗していくばかり。
擦り切れて、ズタボロのぞうきんのようになってしまうだけです。
実は、私たちのサロンにも、こんなボロ雑巾のようになってしまった人がよくやってきます。
片づけられない母親のかわりに部屋を片付けて、そのせいで母親に怒られたり、
口うるさい上司と仕事ができない部下に挟まれて、自分が部下の分まで仕事してしまったり、
精神病棟の患者の相手と、同僚ナースの愚痴を聞くので疲れはててしまったり、
一人ひとりとお会いして、話を聞いてみると、みなさん本当にやさしい心を持った素晴らしい方々です。
でも、人のことばかり心配してボロボロになっているのにもかかわらず、自分がその人たちを助けなくてはとまだ思っています。
でもボロ雑巾になっているせいで、今では他人に対しても優しくできなくなってしまったり、とても心を閉ざされています。
そして、そんな自分のことを、「本当にダメな人間だ。もっと頑張らなきゃいけない。」と思っています。
でも本当は、あなたはダメな人間なんかじゃない!
むしろ優しくて、愛情深い、素晴らしい人なんです!
ただ、その愛情を自分に向けるのを忘れてただけ。
自分を愛することを後回しにしちゃっただけなんです!
私たち夫婦が学んできた宇宙の叡智、その最大の秘密、
それは、まず自分を大切にするということ。
自分を愛し、自分をいたわり、自分を許すことです!
誰かのために何かをしたい!
そう思ったら、まずは自分を大事にすることが何より必要なんです!
自分を大事にすればするほど、他人の事がわかってきます。
自分を大切にすればするほど、他人への愛も深まります。
自分をいたわり、自分を許してあげると、
今までボロ雑巾のようだった自分が少しずつ光り輝き、だんだんピカピカのダイヤモンドのようになっていきます。
そしてそのダイヤの美しい輝きが、本当の意味で人を癒し、助けるということに繋がっていきます。
自己犠牲というのは、「くだらない人間だ。社会に必要ないクズだ。」と思っている自分を、
「こんなダメな自分だけど、少しでも人のためになれたら…」と思いながらするものではありません!
そんな自己犠牲だと、相手にクズを渡すことになってしまいます!
そんなクズ、貰っても誰も喜びませんよ!
そうではなくて、本当に素晴らしい自分、価値がある大切な自分を捧げるのが自己犠牲です。
価値があるものを渡すからこそ、価値がある尊い行いになるのです!
ボロ雑巾のように、自分をさげすみ、社会のイケニエのようにして生きていては、本当の意味では誰1人として救うことはできません。
自分自身でさえ救えない、幸せになれないやり方を使って、いったい誰が幸せになれるというのでしょうか?
もうそんな生き方をやめて、まずは自分自身に優しくしてあげてください。
自分自身をほめてあげてください。
許してあげてください。
あなたはこれまで沢山の良いことをしてきたはずです。
もちろん上手くできなかったこともあるかもしれません。
ですが、そこにはフォーカスしないでください。
いいことをしてきた自分、頑張ってきた自分を、とにかくたくさん褒めてあげてください。
そして自分にご褒美をあげましょう!
温泉に行ったり、綺麗な景色を見たり、アロマトリートメントをしたり。
もちろんヒーリングするのもいいです(^O^)
自分に沢山よいものを与えてあげてください。
そして、もう自分を犠牲にするのはやめて、言いたいことをいい、やりたいことをやりましょう!
もしかすると、あなたが「こんなことを言ったらワガママだと思われて嫌われるかな?」と思うことは、
他の人にとっては何とも感じない程度のことかもしれません。
どうせなら、「あなたワガママねー!」って言われるぐらい、ワガママに振る舞ってもいいです。
そうやって「ワガママねー」って言われないと、どれぐらいワガママにするのが、普通の人のワガママなのかわからないと思いますからね(^O^)
そうやって、人とのバランスをもう一度探りなおしてみてください。
まずは、自分を大切にすること。
ここから始めていきましょう!
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